コンビニの全商品にICタグをつける計画が
コンビニ5社と経済産業省との間で進んでいるようです。
ICタグの超小型チップに商品の価格や各種データを書き込んで
コンビニの商品につけておけば、
セルフレジで一括会計ができたり、
あるいはカードなどで直接決済ができれば
店員さんによる会計という作業自体が不要になります。
現状ではローソンがパナソニックと共同で
大阪・守口市の「ローソン パナソニック駅前店」で実験を行っているようです。
AmazonではICタグ方式ではなくカメラとセンサーとAIを組み合わせて、
がレジ会計不要な「Amazon GO」という店の
実験を行っているようです。
この「Amazon GO」がやがて日本に来たときに、
それが成功して市場をごっそり持っていかれるのか、
あるいはそれほど浸透しないのかはわかりませんが、
日本側としては対抗措置を取っておいたほうがいいと
経済産業省などは思っているのかもしれません。
このICタグの計画を実現するには
ICタグの価格がいま数十円するところを、
1円以下にする必要があるようです。
コンビニの全商品にICタグをつけるのであれば、
当然、スーパーやドラッグストアでもその傾向が進むはずです。
この動きは2025年をめどに実現する計画だということです。
レジが不要になれば、
コンビニの業務の中で大きな割合を占めている
レジでの接客が効率化されて、
その分だけ人件費を削減できるということになります。
ICタグをつけることで万引き防止にもつながるので、
費用をかけてもICタグを導入したほうが、
長い目で見ると利益につながるということなのでしょう。
店員さんが接客して会計をする必要がなくなると、
コンビニの店員さんの仕事は
バックルームから店舗の棚に品出しをすることや、
商品を発注することが中心となります。
商品発注自体もAIとかビッグデータを使えば、
人間がやるよりも的確に発注が可能になるかもしれなくて、
そうすれば人間がやることは品出しくらいになってしまいそうです。
その部分だって、
店や棚の構造を変えれば人間は最小限で済むようになります。
コンビニはでかい自動販売機ということになりそうです。
働く側からすれば、
コンビニは接客販売業というよりも物流・倉庫業のようになり、
店員さんは倉庫作業員ということになるのか。
たまにコンビニやスーパーの店員さんたちの話を聞くことがあるんですが、
仕事の楽しさは接客やお客さんとの交流にあるという人が多いので、
ということは、
仕事の面白さも奪われることになってしまうのか?
大阪の高島屋では、
あのマツコのアンドロイドを開発した大阪大学の石黒浩教授が作った
「ミナミちゃん」と名付けられたアンドロイドが
紳士服売場でシャツを売っているんだそうです。
しかも販売員が何十人かいるうちでも
上位の販売額を揚げているみたいです。
買う側では接客されるのがうざいと思う人が
増えたりしています。
となると人に接客されるよりアンドロイドの方がいいという人も
これからは増えてくるかもしれません。
ますます人間が要らなくなってしまいます。
自動化やロボット化が進む背景には人手不足があり、
これはその解消策の一つだといわれていますが、
地方に行くとスーパーやコンビニが
雇用を支えている部分もあると思うのですが、
効率化が進むと雇用も失われてしまうことになるのかも。
そうなると、
結局は地域に昔からあった小売店が一掃されてしまい、
さらに雇用もなくなってきて、
利益だけがコンビニチェーンやスーパーチェーンの本部に吸い上げられて、
地方にお金が回らなくなるという構図が、
さらに加速することになりそうです。
コメントを残す