「これが慶應の学問
成功したければ女と遊べ」
というツイートがけっこうリツイートされています。

ゼミの発表用のパワポ資料みたいなものの写真が
ツイートに添えられています。
内容を見てみると、
「大学時代異性の友人と過ごした時間が長いほど
卒業後の収入が高くなる」
「境界をこえてコミュニケーションする力」
というようなことが書かれています。

女子とコミュニケーションの機会が多かった男子は、
男女とか、組織の壁をこえて交流することが出来るので、
それがコミュニケーション力強化につながって、
社会に出ても出世しやすいという趣旨のようです。

それでわかりました!
僕のいまの年収がメッチャ低いのって、
学生時代にあんまり女性と遊んだり
一緒に時間を過ごすということが少なかったからか。

…余計なお世話だよwww

このリツイートに対して多くのリプが寄せられていて、
読んでみると
「擬似相関ではないか」というコメントがけっこう見られます。

「擬似相関」っていう言葉を初めて聞きました。

調べてみると「擬似相関」というのは、

AとBの2つの事柄の間に、実際には相関関係がないのに、
一見すると相関関係があるように見えること。
そして、実はそこにはAとBとは別のCという事柄があって、
AとCが、そしてBとCがそれぞれ関係しているので、
見た目ではAとBが直接関連しているように見える。

ということを指しているようです。

たとえば、
A:「コンビニで冷やし中華の売上げが伸びると」
B:「海水浴場で水の事故が増える」
という場合。
この2つには直接関係はありませんが、
両者の間には
C:「夏になると気温が上がる」という事柄がある。

というようなことのようです。
要するに
「風が吹けば桶屋がもうかる」ってことか。
違うか。

それで
A:「大学時代異性の友人と過ごした時間が長い」
B:「卒業後の収入が高い」
というのがなぜ擬似相関なのかというと、
そこに、たとえば
C:「もともと性格が良くて、コミュニケーションがうまい」
という別の要因が隠れていて、
C→A:「性格が良くコミュニケーション能力もあるので、女性と話ができる」
C→B「性格が良くコミュニケーション能力もあるので、出世して収入が高い」
という結論になりそうですが、
C→AとC→Bの間には直接関係はありません。
Cの要素がある人は別に女性と遊んだりしなくても
会社に入って出世しやすい要素をもともと持っているということですね。

あるいは、
女性と分け隔てなく交流できるような環境にたまたまその人がいて、
その環境自体に社会で出世するような人を生み出すような
何らかの理由があるということかも。

たとえば、
金持ちの子どもが多い学校の男子は
女性にモテやすい要素をもっています。
その一方で、
親の知識や経験、人との付き合い方などを見て育ってきているので、
社会に出てから成功する要素ももっている
というようなことだったり。

擬似相関は置いといて、
境界を越えて別の組織、グループ、クラスターの人と
コミュニケーションができる人というのはやっぱり人脈が広がって
その結果、多くの情報やオファーが入ってきて、
それが成功や収入につながるというのはありそうです。

企業の人事の人にどんな人がほしいか聞くと、
「学生時代に遊んだ人」とか
「女性とのデートでいろいろ計画するのが好きな人」とか
そういう答えが返ってくることがあるみたいです。

その人たちも、もしかして慶應出身か?